誕生日
親父はオカンの誕生日に毎年お祝いをしている。
兄貴も子供の頃からよくオカンに対してお祝いをしていた。
今では遠いところに住みながらお祝いの品をを送ってくる。
自分はオカンに対してお祝いをしたことがない。
初任給もらった時ですら何もしなかった。
誕生日ってなぜ祝いあうのだろか?
物心ついた時から違和感しかなかった、なぜ人は祝われると嬉しい顔をするのか?
私は自分自身の誕生日が嫌いだった、なんの理由もなく生まれただけの日を
特別扱いされ、誕生日以外の日がちっぽけに見えた。
とりあえず、反感を買わないように『おめでとう』と言われると『ありがとう』と繰り返しているに過ぎなかった。
まるで機械よりも心がないかのように・・・・
自分は人より物事をはっきり述べるタイプだ。
しかし今回のように自分自身を隠して道化していることがある。
また、無意識に相手に反感を買わないように行動・発言していることがある。
これは一種の自己防衛なのだろうか?