2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

それをお金で買いますか。市場主義の限界

この本は以前ブログで書いた。『これから正義の話をしよう』を書かれた。 マイケル・サンデル氏の本です。 devilkarmadevil.hatenablog.com お金で買って良いものとお金で買っては良くないものは何かを考える内容になっています。 市場主義が行き過ぎるとど…

淵に立つ

深田晃司監督作品で、第69回カンヌ国際映画祭『ある視点』部門で審査員賞を受賞した。作品である。 あらすじ 下町で小さな金属加工工場を営みながら平穏な暮らしを送っていた鈴岡利雄・章江夫妻とその娘・蛍の前に、利雄の昔の知人で前科者の男・八坂が現れ…

家庭の幸福

これは、太宰治の短編小説にある作品です。 冒頭の、『官僚が悪い』という言葉は、所謂『清く明るくほがらかに』などという言葉と同様に、いかにも間が抜けて陳腐で、馬鹿らしくさえ感ぜられて、私には『官僚』という種族の正体はどんなものなのか、また、そ…

魚服記

太宰治の短編小説の感想を書きたいと思います。 あらすじを軽く説明しますと、青森県の山奥の滝の側の、炭焼き小屋で父と娘が 春から秋にかけて炭を作っていて、夏は山登りをする人たちがいるので、その人たちに向けて茶店を開いているという話です。 娘の名…

免許住所変更手続き

持ち物は:新住所証明できるもの(住民票or光熱費支払いのハガキ住所記載ありなど) 印鑑.免許証 場所は:免許更新センターor警察署(住んでるところによって違う) 今日昼ごろから、免許住所更新に行きました。 駅近くなくて、15分ほど歩きました。 しかし…

これから『正義』の話をしよう

僕が中学生の頃に読んで、衝撃を受けた本である。 この本を読んで、哲学に興味を持ち始めました。 最初のテーマの暴走路面電車のケースをきっかけに何が正義かを考える。 功利主義、リバタリアニズム、美徳、この3つのアプローチで事細かに 分析していく、…

トカトントン

私は、太宰治の作品が好きである。 新潮文庫のヴィヨンの妻の中に集録されている短編でトカトントンといいう作品が 非常に面白い。 『拝啓。一つだけ教えてください。困っているのです。』という冒頭で始まる作品です。 作者はなにに困っているのだろうと?…

誕生日

親父はオカンの誕生日に毎年お祝いをしている。 兄貴も子供の頃からよくオカンに対してお祝いをしていた。 今では遠いところに住みながらお祝いの品をを送ってくる。 自分はオカンに対してお祝いをしたことがない。 初任給もらった時ですら何もしなかった。 …